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レンタル関連サービスの情報漏えい・不正アクセスまとめ【2026年10月】主要7サービスの対象情報と対策

約17分で読めます2026-10-21

2026年8月から10月にかけて、レンタカー、旅行予約、レンタルサーバー、宅配レンタル、電子書籍レンタルなど、レンタル関連の7サービス(事業者・ブランド単位)で不正アクセスに関する発表がありました。各社の公式発表では、タイムズカーで約660万アカウントの会員情報が第三者に取得され、skyticketで約1,464万件のお客様情報が流出またはそのおそれがあるとされています。ニッポンレンタカーのアプリでは、免許証番号などが閲覧されたおそれのある会員が出ています。

この記事は、各社の公式発表をもとに、2026年10月21日時点の内容を、数字の意味、確認されていること、調査中のこと、利用者が確認することに分けて整理します。件数や状況は調査で変わるため、最新情報は各社のお知らせでご確認ください。

  • POINT 01

    数字の単位まで区別

    件・アカウント・名は人数とは限りません。各社の数字が何を数えたものかを表で整理しました

  • POINT 02

    確認済みと調査中を区別

    「漏えいが確認された」「閲覧されたおそれ」「調査中」を、公式発表の表現のまま書き分けています

  • POINT 03

    該当する人の対応を事案別に

    全員に同じ手続きを勧めず、パスワード・カード・本人確認書類などの該当別に確認することをまとめました

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2026年秋のレンタル関連の不正アクセス一覧(主要7サービス)

各社の公式発表の本文を確認できたサービスを、種類別に並べました。事業者・ブランドごとに7つと数えていて、ニッポンレンタカー(2件)、skyticket(3件)、さくらインターネット(レンタルサーバと販売管理システムの2件)のように、同じサービスの複数の事案は内訳として扱います。

サービス公式発表の日付数字(単位)数字が示すもの現時点の状況
ニッポンレンタカー(NRアプリ)9月26日、10月1日41名、55名会員情報が閲覧されたおそれのある会員数。10月1日は異なる手法の別の不正アクセス。2件の対象者が重複するかは発表に記載なし二次被害は確認されていない(10月1日の発表時点)
タイムズカー(カーシェア)9月25日〜10月16日(第1〜4報)会員情報:約660万アカウント
本人確認書類の画像など:約160万アカウント
約660万は会員情報が漏えいしたアカウント数、約160万は本人確認書類の画像などが漏えいしたアカウント数。両者の重複関係は公式発表に明記なし不正利用は確認されていない(第2報時点)。調査結果は10月23日に案内予定
skyticket(アドベンチャー)10月9日、10月16日(第2報)約1,464万件、約413万件、17,780件、約12,000件、最大6,140名3件の別々の不正アクセス。数字はそれぞれ別の事案・情報項目のもの(下の解説を参照)10月9日の発表では、1名のアカウントへの不正ログインを除き二次被害は確認されていない。10月16日の第2報には二次被害の最新状況の記載がなく、カード情報の流出は第2報で新たに判明
さくらインターネット(さくらのレンタルサーバ・さくらのVPS)8月17日、8月19日、9月10日(第三報)951アカウント、1,360,563アカウント、30アカウント閲覧または取得された可能性のあるアカウント数。いずれも「可能性」の数字で、漏えいが確認された件数ではないデータの外部持ち出しの明確な事実は確認されず、二次被害も確認されていない
ConoHa WING(GMOインターネット)9月20日426アカウント不正プログラムが設置された収容ホストの該当アカウント数。対象はWebサーバー領域に保存されたデータ会員情報・契約情報・支払い情報の漏えいはないと発表
ゲオ(宅配レンタルほか)10月19日数字の公表なし10月15日に発生した第三者による不正アクセス。調査の結果、個人情報・機密情報の外部漏洩は確認されなかったと発表サービス停止が続き、再開時期は未定
Renta!(パピレス)10月19日(適時開示)数字の公表なし10月18日に外部からの不正なアクセスの可能性を把握し、サービスを一時停止詳細は調査中で、再開時期は未定

出典: ニッポンレンタカー(9月26日)、同(10月1日)、タイムズカー第2報、第3報、第4報、skyticket(10月9日)、同第2報(10月16日)、さくらインターネット第三報、ConoHa WING、ゲオ、パピレス適時開示。

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数字の読み方:件・アカウント・名は人数ではない

  • 「アカウント」は会員登録の単位です。1人が複数のアカウントを持つことがあり、退会済みや入会未完了のアカウントを含む発表もあります(タイムズカー)。
  • 「件」は、お客様情報や予約などの数え方です。skyticketの17,780件は、発表で「重複を含む」とされています。
  • 「名」「人数」は、人を数えた発表です(ニッポンレンタカー、skyticketの最大6,140名)。
  • 「閲覧されたおそれ」「取得された可能性」は、実際に閲覧・取得された事実までは確定していない段階です。「流出した」「取得されたことを確認」は、各社がその事実を確認したと発表した場合です。
  • 「被害者数」は、どの発表にも出てきません。対象の件数やアカウント数を、被害に遭った人の数として読まないようにしてください。

レンタカー・カーシェア

ニッポンレンタカー:アプリへの不正アクセスが2件

ニッポンレンタカーサービスは、運営する「ニッポンレンタカーアプリ」への第三者による不正アクセスを9月26日に公表しました。対象は41名の会員で、閲覧されたおそれがあるのは氏名・電話番号・メールアドレス・ログインID・ご利用履歴・ご予約情報です。運転免許証情報やクレジットカード情報を登録していた会員は、免許証番号・住所・生年月日、カード番号下4桁・名義人名も閲覧されたおそれがあります。

10月1日には、第1報とは異なる手法の別の不正アクセスが判明したと発表しました。攻撃は9月19日から21日にかけて外部から行われ、55名の会員情報ページへの不正なアクセスが確認されています。閲覧された可能性のある情報の項目は、第1報と同じです。2件の対象者が重複しているかは、発表に書かれていません。

対象の会員には登録のメールアドレス宛に個別に連絡していて、案内メールが届いていない会員は、現時点で情報が閲覧されたおそれは確認されていません。10月1日の発表では、二次被害は確認されていないとされています。個人情報保護委員会への報告と、警察への相談も行っています。

タイムズカー:約660万アカウントの会員情報が第三者に取得された

タイムズモビリティが運営するカーシェアの「タイムズカー」は、9月25日にWebシステムへの不正アクセスを検知しました。第2報(9月28日)では、保存されていた一部の会員情報が第三者に取得されたことを確認し、漏えいしたアカウント数は約660万件と発表しました。対象は、タイムズカーとタイムズビジネスサービスの会員と退会済みの方で、入会を申し込んだが完了していない方も含みます。

漏えいした情報は対象者によって異なり、氏名・住所・生年月日・電話番号・メールアドレス・運転免許情報・本人確認書類情報・パスワード・連携サービスIDなどです。パスワードは復元できない形式で保管され、クレジットカード情報は漏えいしていません。

第3報(9月29日)では、運転免許証画像などの本人確認書類が漏えいしたアカウント数は約160万件と発表されました。画像の種類は、運転免許証、現住所確認書類(公共料金の請求書など)、学生証(学生プラン)、家族確認書類(家族プラン)です。約660万件と約160万件の関係(後者が前者に含まれるか)は、発表に明記がありません。

第4報(10月16日)では、本人確認書類の画像は登録確認の後に保有しないルールに改め、現在の保有分は10月末までに削除するとしています。外部専門機関の調査結果は、10月23日に案内される予定です。

この発表の対象はカーシェアで、レンタカーのタイムズカーレンタルとは別のサービスです。第2〜4報には、レンタカーのみを利用している方が対象かどうかの記載がありません。心配な方は、公式の問い合わせ窓口(0120-25-8924、24時間)で確認してください。

旅行予約・宅配レンタル・電子書籍

skyticket:別々の3件の不正アクセス

アドベンチャーが運営する比較予約サイトのskyticketは、10月9日に、異なる経路による次の3件の不正アクセスを公表しました。数字は事案ごとに別のものです。

  • サーバーへの不正アクセス(10月2〜4日、10月5日に発覚):対象のお客様は約1,464万件で、このうち会員のログインパスワード(ハッシュ化したもの)を含むものが約413万件です。項目は、氏名、生年月日、メールアドレス、電話番号、住所、振込時の依頼人名義などです。パスポート番号は流出していないとされています。
  • 業務管理システムへの不正アクセス(9月20日、9月28日に発覚):対象は17,780件(重複を含む)です。氏名、電話番号、返金先の口座情報などが、流出または流出のおそれがあります。
  • バス予約の完了ページの閲覧(8月3日〜10月1日):ログインなしで表示できる状態になっていて、対象は予約約12,000件です。

10月16日の第2報では、第1報の「カード番号は流出した情報に含まれていない」という説明が訂正されました。2018年6月以前のログから、2017年2月〜2018年6月に「skyticketプレミアム」の会費をカードで支払った最大6,140名のカード番号・名義・有効期限が流出したと発表されています(セキュリティコードは含まれない)。「最大」は、対象になり得る人数の上限を示す表現です。会員特典のベネフィット・ステーションの会員ID・氏名・パスワードも対象です。

二次被害については、第1報で、1名のアカウントへの不正ログインを除き確認されていないとされました。第2報には、二次被害の最新の状況は書かれていません。

当サイトに掲載しているスカイチケットWiFiやレンタカーの予約が対象かどうかは、公式発表に記載がありません。

ゲオ:個人情報の外部漏洩は確認されていないと発表、サービス停止は継続

株式会社ゲオは、10月19日に公開した案内で、10月15日に発生した第三者による不正アクセスについて、外部のセキュリティ専門機関と調査した結果、個人情報および機密情報の外部漏洩は確認されなかったと発表しました。そのうえで、セキュリティ対策強化のため、ゲオオンラインの各サービスを10月17日21時から停止しています(終了時期は未定)。

宅配レンタルとゲオあれこれレンタルは、新規注文の受付を停止していて、返却は通常どおり受け付けています。店舗のレンタルサービスは通常どおり利用でき、会員証としてPontaカード(またはデジタルPonta)の提示が必要です。

Renta!:サービスを一時停止、不正アクセスの詳細は調査中

電子書籍のレンタルサイトRenta!を運営するパピレスは、10月19日の適時開示で、10月18日に「Renta!」のサーバーへの外部からの不正なアクセスの可能性を把握したため、サービスを一時停止して緊急メンテナンスを行っていると発表しました。不正アクセスの詳細は調査中で、再開時期は未定です。個人情報の漏えいの有無は、この発表には書かれていません。

Renta!の公式サイトは、10月21日の確認時点で、臨時のサーバーメンテナンスによる停止中と表示されていました。メンテナンス中に閲覧できなかったレンタル作品の扱いは、別途検討するとされています。

レンタルサーバー

さくらインターネット:レンタルサーバと販売管理システムの2つの不正アクセス

さくらインターネットは、8月9日に「さくらのレンタルサーバ」のメンテナンス用サーバーで異常を検知し、8月17日に公表しました。9月10日の第三報では、調査の完了と最終的な影響範囲が報告されています。

  • レンタルサーバ:第三者に閲覧または取得された可能性のあるアカウントは、当初の583アカウントに368アカウントが加わり、合計951アカウントです。追加分は、583アカウントへの不正アクセスと関連する明確な根拠は確認されていません。
  • 販売管理システム(契約情報などを管理する別のシステム):2023年4月から2026年3月までの不正アクセスが確認され、会員情報が閲覧または取得された可能性のある会員情報は合計1,360,563アカウントです。このうち30アカウントは、ハッシュ化された会員IDのパスワード情報が閲覧された可能性があります。

販売管理システムには、さくらのレンタルサーバの一部の初期サーバーパスワードと、さくらのVPSの一部の管理者初期パスワードが保存されていました。これらはハッシュ化されておらず、対象のお客様には個別に案内して、パスワードの変更をお願いしています。クレジットカード情報は保持していません。

データの外部持ち出しを裏付ける明確な事実は確認されておらず、二次被害も確認されていません。再発防止策として、さくらのレンタルサーバの全サーバーの再構築を行う計画です。1,360,563アカウントは、可能性がある総数で、漏えいが確認された人数ではありません。

ConoHa WING:一部の収容ホストで不正プログラムを設置

GMOインターネットは、9月20日に、ConoHa WINGの一部のお客様のWebサーバー領域で第三者による不正アクセスがあり、不正なプログラムが設置されたことを確認したと発表しました。9月3日に不正アクセスが始まり、9月16日に検知、9月18日に原因と影響範囲を特定して不正プログラムを排除しています。

該当するのは、収容ホストの一部のお客様の426アカウントで、情報はWebサーバー領域に保存されたデータです。会員情報・契約情報・支払い情報などは別の環境で管理していて、これらの漏えいはないとしています。該当のお客様には個別にメールで連絡していて、個別の連絡がないお客様は影響の対象ではないとされています。Webサーバー領域のデータが外部に取得されたかどうかは、この発表には書かれていません。

あなたが該当する場合の対応

すべての人に同じ手続きが必要なわけではありません。まず、公式の案内や個別のメールで自分が対象かどうかを確認し、該当する項目だけ対応してください。

該当する場合対応
対象者向けの案内メールが届いた案内に従って手続きをします。届いていない場合、ニッポンレンタカーは現時点で閲覧のおそれは確認されていないとし、ConoHa WINGは影響の対象ではないとしています。
パスワードが対象(skyticketの会員、さくらのVPS・レンタルサーバの個別案内)各社の案内に従い、公式サイトまたは公式アプリから変更します。同じパスワードを他のサービスで使っている場合は、そちらも変更します。
skyticketプレミアムの会費をカードで払った(2017年2月〜2018年6月)skyticketの案内では、そのカードの今年10月以降の利用明細を確認し、身に覚えのない請求があればカード会社に連絡します。カードを更新していても番号が変わらないことがあります。
免許証などの本人確認書類が対象(タイムズカー、ニッポンレンタカー)各社が案内する対応を確認します。タイムズカーは問い合わせ窓口(0120-25-8924)を設けています。
返金先の口座情報が対象(skyticket)返金を名目にした連絡に応じず、口座に身に覚えのない入出金があれば金融機関に相談します。
退会済みで、対象か知りたい(タイムズカー)退会者専用の問い合わせフォームが用意されています。
  • 会社を名乗るメール・SMS・電話のリンクは開かず、公式サイトや公式アプリから確認する
  • 会社を名乗るメール・SMS・電話で、パスワードやクレジットカード情報を求められても回答せず、公式サイトに掲載された窓口から確認する。各社が公表している注意事項も、あわせて確認する
  • 登録している会社のお知らせ欄を、続報が出る前提でときどき確認する
  • 免許証などの画像を登録するサービスは、画像をいつまで保管するかを利用規約や公式FAQで確認する

よくある質問(FAQ)

自分が対象かどうかは、どうやって確認しますか?
対象の会員には、登録のメールアドレス宛に個別に連絡があります。ニッポンレンタカーとConoHa WINGは、案内の連絡がない場合は対象ではない(閲覧のおそれは確認されていない)としています。skyticketは、第2報の対象者について、対象かどうかの個別の問い合わせには答えられないとしています。迷惑メールフォルダも確認し、心配な場合は各社の公式の問い合わせ窓口に連絡してください。
タイムズカーの漏えいは、タイムズカーレンタルの利用者にも関係しますか?
公式発表の対象は、カーシェアの「タイムズカー」とタイムズビジネスサービスの会員です。レンタカーのサービスとは別で、レンタカーのみの利用者が対象になるかは、第2〜4報に記載がありません。カーシェアの会員登録の履歴がある方は、対象の可能性があるため、案内メールや公式の窓口で確認してください。
skyticketでレンタカーやWiFiを申し込みました。対象ですか?
公式発表には、レンタカーやWiFiの申込者が対象かどうかの記載がありません。skyticketの会員の方は、案内に従ってパスワードを変更し、同じパスワードを他のサービスで使っていればそちらも変更してください。マイページの予約履歴とカードの利用明細も確認しましょう。
ゲオの宅配レンタルとRenta!は、いま使えますか?
ゲオ宅配レンタルとあれこれレンタルは、10月19日の案内で新規注文の受付を停止していて、返却は通常どおり受け付けています。Renta!は、10月21日の確認時点で臨時メンテナンスにより停止中です。どちらも再開時期は未定なので、最新の状況は各社の公式サイトで確認してください。
さくらのレンタルサーバやVPSを契約しています。何をすればいいですか?
さくらインターネットは、影響を受けた可能性のあるお客様に、電子メール等で個別に案内しています。案内を受けた方は、その内容に従って対応してください。VPSは、現在も契約時に発行された初期パスワードを使っている場合に、変更をお願いしています。詳しくは、公式のFAQで確認できます。

まとめ:数字の単位を区別して、公式の最新情報を確認

7サービスの発表には、アカウント数、件数、人数という別々の単位が混ざっています。実際に被害に遭った人の数ではなく、対象や可能性のある範囲を示した数字として読み、自分が該当するかどうかを公式の案内で確認することが大切です。

これから会員登録や予約をするときは、公式サイトのお知らせ欄に不正アクセスの発表が出ていないか、本人確認書類をいつまで保管するかを確認してから申し込みましょう。

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この記事を書いた人

rentalde 編集部

レンタルサービス比較メディア編集部

2025年からレンタルサービスの比較・評価を行うメディア「レンタルで.com」の編集チームです。家電・ベビー用品・ドレス・スーツケース・楽器など、幅広いジャンルのレンタル業者を実際に調査し、料金・サービス内容・口コミを横断的に整理して読者に届けています。

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