レンタカー乗り捨て料金の仕組み|距離で決まる料金と無料になる条件

約12分で読めます2026-10-03

レンタカーの乗り捨て(ワンウェイ)は、借りた店舗とは別の店舗に返せるサービスです。片道だけ車を使いたい旅行や引越しで便利ですが、基本料金とは別に乗り捨て料金がかかります。結論から言うと、大手の乗り捨て料金は「出発店舗と返却店舗の距離」で決まり、ニッポンレンタカーとオリックスレンタカーは店舗間が20km未満なら無料です。一方、北海道・沖縄・四国・離島には別の決まりがあり、海を渡る乗り捨てはできない会社もあります。この記事では、各社の公式ページで確認した計算方法と、無料になる条件・利用できない区間をまとめます。

POINT 01
料金は店舗間の距離で決まる
ニッポンは10kmごとに乗用車880円、オリックスは20km以上50km未満で5,500円、以降50kmごとに加算。基本料金とは別にかかります。
POINT 02
20km未満・同じエリア内は無料
ニッポン・オリックスは店舗間20km未満なら無料。ニッポンは沖縄本島内、北海道の同一エリア内、四国の同一県内も無料です。
POINT 03
海を渡る乗り捨ては要注意
トヨタは北海道と本州・四国・九州の間、沖縄と他県の間で利用不可。ニッポンは北海道・四国⇔本州でフェリー代などが加算されます。
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結論:主要5社の乗り捨て料金ルール【早見表】

各社の公式ページで確認した、乗り捨て料金の決まり方と無料になる条件を一覧にしました(2026年10月3日確認、料金は税込)。

レンタカー会社料金の決まり方無料になる条件利用できない主な区間・車種
トヨタレンタカー公式サイトのワンウェイ料金シミュレーションで確認(料金表は非公開)公式ページに記載なし北海道と本州・四国・九州の間、沖縄県と他の都道府県の間。バス
ニッポンレンタカー営業所間の距離10kmごとに乗用車880円、ワゴン車・トラック1,100円(税込)営業所間が20km未満。沖縄本島内、北海道の同一エリア内、四国の同一県内マイクロバス、3t以上のトラック、特装車
オリックスレンタカー本州・四国・九州発は20km以上50km未満で5,500円、以降50kmごとに5,500円(一般車両・税込)店舗間が20km未満北海道・沖縄へ乗り捨てる場合、離島と離島の間、トラック・マイクロバス
バジェットレンタカー区間ごとに設定(例: 福岡⇔熊本 通常17,000円)福岡⇔福岡市内は0円(キャンペーンページの記載)対象車種・条件は店舗に確認
スカイレンタカー各店舗への乗り捨てに対応(別途費用がかかる場合あり)公式ページに記載なし一部店舗は送迎サービスなし。乗り捨ての可否は店舗に確認

出典: トヨタレンタカー「ワンウェイシステム」、ニッポンレンタカー「ワンウェイ・レンタル」、オリックスレンタカー「ワンウェイご利用料金」、バジェットレンタカー「期間限定乗り捨て半額キャンペーン」、スカイレンタカー「送迎・乗り捨て」。

どの会社でも、乗り捨て料金はレンタカーの基本料金とは別にかかります。予約の際は、返却店舗を出発店舗と別にしたときの合計額を、予約画面で必ず確認してください。

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乗り捨て料金の仕組み:距離で決まり、エリアごとに特例がある

大手の乗り捨て料金は、出発店舗と返却店舗の距離をもとに、各社が定めた方法で計算されます。ニッポンレンタカー・オリックスレンタカーとも、店舗間の距離は「当社所定の方法」で算出しているため、地図アプリで測った実際の走行距離とは一致しないことがあります。

本州・九州などは「距離に比例して段階的に上がる」

ニッポンレンタカーは営業所間の距離10kmごとに、乗用車(ライトバン・軽商業車を含む)880円、ワゴン車・トラック(軽を除く)1,100円です。オリックスレンタカーは、本州・四国・九州を出発する場合、20km以上50km未満で一般車両5,500円(高級車・ワゴン車・商用バンは6,600円)、以降50kmごとに同額が加わります。

北海道・沖縄・四国は「エリア単位」で決まる

北海道や沖縄では、距離ではなくエリア(ブロック)単位で料金を決める会社があります。オリックスレンタカーは北海道内を「函館」「札幌」「千歳」など8ブロックに分け、乗用車で5,500円〜35,200円。沖縄では「那覇市街地・浦添」「空港」など8ブロックに分け、全クラス共通で1,100円〜8,800円です。ニッポンレンタカーは沖縄本島内が無料、北海道は同一エリア内が無料、四国は同一県内が無料です。

海を渡る乗り捨ては「できない」か「渡航費用が加算」

トヨタレンタカーは、北海道と本州・四国・九州の間、沖縄県と他の都道府県の間では乗り捨てができません。オリックスレンタカーも北海道・沖縄へ乗り捨てる場合や、離島と離島の間(鹿児島―種子島など)は対象外です。ニッポンレンタカーは、北海道⇔本州、四国⇔本州の乗り捨てに、距離に応じた手数料に加えてフェリー代などの渡航費用がかかります。

乗り捨て料金を安くする・無料にする方法

乗り捨て料金は、ルートの選び方と予約の仕方で大きく変わります。

1. 返却店舗を20km未満・同じエリア内にする

ニッポンレンタカーとオリックスレンタカーは、店舗間が20km未満なら無料です。たとえば空港で借りて市街地の店舗で返すなど、近い店舗の組み合わせなら追加料金なしで乗り捨てられる場合があります。沖縄本島内で乗り捨てるなら、ニッポンレンタカーは距離に関係なく無料です。

2. 乗り捨てのキャンペーンを確認する

バジェットレンタカーは2026年6月22日〜12月31日返却分まで、九州内の乗り捨て料金を50%OFFにするキャンペーンを行っています。たとえば福岡⇔熊本は通常17,000円が8,500円、福岡⇔鹿児島空港店は通常40,000円が20,000円です。鹿児島中央⇔鹿児島空港は期間中0円とされています。キャンペーンは予告なく終了する場合があります。

3. 予約時に返却店舗を決めておく

ニッポンレンタカーでは、利用開始後に返却営業所を変更すると、乗り捨て手数料が無料の区間でも所定の手数料(乗用車3,300円、ワゴン・バン5,500円、トラック6,600円、税込)がかかります。また、トヨタレンタカーはワンウェイの利用に事前の申し込みが必要です。乗り捨ては予約時に返却店舗を指定するのが基本です。

4. 往復ルートや公共交通と総額で比べる

長距離の乗り捨ては、料金が数万円になることがあります。出発地に戻るルートに変える、片道だけ新幹線や飛行機を使う、といった方法と総額で比べてみてください。移動手段の比較はレンタカーと新幹線どっちが安い?で詳しく解説しています。

乗り捨てに対応している主なレンタカー会社

1. トヨタレンタカー:料金はシミュレーションで確認

トヨタレンタカー

全国の店舗でワンウェイシステムを利用できます。料金表は公開されておらず、公式サイトのシミュレーションで区間ごとの料金を確認します。

料金の確認方法
公式のワンウェイ料金シミュレーション
申し込み
事前の申し込みが必要
利用できない区間
北海道⇔本州・四国・九州、沖縄⇔他県

補足1ナンバー(トラック)は北海道内でワンウェイを利用できません。バスも対象外です。一部車種・一部店舗では利用できない場合があります。

2. ニッポンレンタカー:沖縄本島内は乗り捨て無料

ニッポンレンタカー

営業所間の距離で乗捨手数料が決まり、20km未満は無料。沖縄本島内・北海道の同一エリア内・四国の同一県内も無料です。

料金
10kmごとに乗用車880円・ワゴン車/トラック1,100円
無料の条件
営業所間20km未満、沖縄本島内など
海を渡る場合
北海道・四国⇔本州は渡航費用を加算

補足マイクロバス・3t以上のトラック・特装車はワンウェイを利用できません。利用開始後に返却営業所を変えると所定の手数料がかかります。

3. オリックスレンタカー:北海道・沖縄はブロック制

オリックスレンタカー

本州・四国・九州は距離制で20km未満は無料。北海道と沖縄はブロックごとに料金が決まり、公式サイトのシミュレーションで確認できます。

本州・四国・九州発
20km以上50km未満で5,500円、以降50kmごとに5,500円
北海道内
乗用車5,500円〜35,200円(ブロックにより異なる)
沖縄
全クラス1,100円〜8,800円(ブロックにより異なる)

補足北海道・沖縄へ乗り捨てる場合、離島と離島の間、トラック(平ボディ・アルミバン)・マイクロバスは対象外です。料金は予告なく変更される場合があります。

4. バジェットレンタカー:九州内の乗り捨て半額キャンペーン

バジェットレンタカー

2026年12月31日返却分まで、九州内の乗り捨て料金を50%OFFにするキャンペーンを実施中。福岡⇔熊本は通常17,000円が8,500円です。

キャンペーン期間
2026年6月22日〜12月31日返却分
区間の例(通常→キャンペーン)
福岡⇔長崎 18,000円→9,000円
無料の例
福岡⇔福岡市内、鹿児島中央⇔鹿児島空港

補足表示は乗り捨て料金のみで、別途基本料金がかかります。対象車種・利用条件は店舗に確認してください。キャンペーンは予告なく終了する場合があります。

5. スカイレンタカー:空港送迎と乗り捨てに対応

スカイレンタカー

空港から店舗への無料送迎と、各店舗への乗り捨てに対応。乗り捨ては別途費用がかかる場合があるため、予約時に確認します。

乗り捨て
各店舗への乗り捨てに対応
費用
別途かかる場合あり
送迎
空港から店舗への無料送迎(一部店舗を除く)

補足一部店舗では送迎サービスを行っていません。乗り捨ての可否と料金は、予約画面または店舗で確認してください。

乗り捨て予約前のチェックリスト

  • 出発店舗と返却店舗の組み合わせで、乗り捨てが利用できるか確認した
  • 予約画面で、基本料金とは別の乗り捨て料金を確認した
  • 店舗間が20km未満、または同じエリア内で無料になるか確認した
  • 北海道・沖縄・四国・離島をまたぐ場合の条件を確認した
  • 返却店舗は予約時に指定した(利用開始後の変更は手数料がかかる場合がある)
  • 乗り捨てキャンペーンの対象区間・期間を確認した

よくある質問(FAQ)

レンタカーの乗り捨て料金は無料にできますか?
条件によっては無料になります。ニッポンレンタカーとオリックスレンタカーは、出発店舗と返却店舗の距離が20km未満なら無料です。ニッポンレンタカーは沖縄本島内、北海道の同一エリア内、四国の同一県内も無料です。
乗り捨て料金はいつ支払いますか?
乗り捨て料金はレンタカーの基本料金とは別にかかります。支払いのタイミングは予約方法や会社によって異なるため、予約画面または店舗で確認してください。
北海道で借りて本州で返せますか?
会社によって異なります。トヨタレンタカーは北海道と本州・四国・九州の間で乗り捨てできません。ニッポンレンタカーは、距離に応じた手数料にフェリー代などの渡航費用を加えて利用できます。
借りた後で返却店舗を変えられますか?
変更できる場合もありますが、手数料がかかることがあります。ニッポンレンタカーでは利用開始後の返却営業所の変更に出発営業所の承諾が必要で、乗用車で3,300円(税込)などの手数料がかかります。

まとめ:乗り捨ては「距離」「エリア」「予約時の指定」で費用が決まる

レンタカーの乗り捨て料金は、店舗間の距離と、北海道・沖縄などのエリアごとの特例で決まります。近い店舗同士や同じエリア内なら無料になる会社もあるため、予約前に返却店舗の組み合わせを変えて料金を比べてみてください。海を渡る乗り捨ては利用できない会社もあるので、ルートが決まったら早めに各社の条件を確認するのが確実です。

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この記事を書いた人

rentalde 編集部

レンタルサービス比較メディア編集部

2025年からレンタルサービスの比較・評価を行うメディア「レンタルで.com」の編集チームです。家電・ベビー用品・ドレス・スーツケース・楽器など、幅広いジャンルのレンタル業者を実際に調査し、料金・サービス内容・口コミを横断的に整理して読者に届けています。

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